どうも、「星野源さんに一方通行」管理人の紺色(@128128)です。
紺色はよく思います。
「星野源さんって、特定のファンを贔屓することをしないよなぁ」
と。
何故そう思うのか、いつも通りくせ凄めに書いていきます。
閲覧は自己責任でお願いします。
目次
初めに
「星野源のオールナイトニッポン」に関しては除きます。
お名前は出しませんが、投稿を読まれたり、ジングルが採用されたりする回数が極端に多いリスナーが何人かいらっしゃいます。
そういう人達はいわゆる「ハガキ職人」「メール職人」と呼ばれる「ラジオを聴くことや、投稿することが好きなラジオファン」であることが多いです。
実力でその地位にいる人達ですので、この記事の中に出てくる「星野源さんのファン」の中には便宜上含みません。
そんなラジオファンを自身のファンにしちゃう星野源さん凄い。
それでは、この記事を書くにあたって重要な「自己顕示欲」と「承認欲求」についての説明からスタートです。
自己顕示欲と承認欲求
自己顕示欲とは
自己顕示欲とは
「自己の存在を多くの人に知ってほしい、認めてほしいという欲求」
のことを指します。
人が生活を営んでいく上で大切な欲求であり、多くの人が多かれ少なかれ抱えているものです。
紺色がこうしてブログを書いているのも、自己顕示欲があるからです。
この欲を持つことはとても自然なことです。
エンターテインメントも、自己顕示欲が絡んでくることが多く、この概念、欲求がなければ人間はここまで栄えることはないのでは、と思います。
承認欲求とは
承認欲求とは、読んで字のごとく
「誰かに自分の存在を認めてほしいという欲求」
のことを指します。
例えば、
「英語のテストで100点を取った。私が英語が得意だと言うことを認めてほしい」
こんな感じで、これもまた自然な欲求です。
紺色はあまり承認欲求のないタイプなので、誰かに自分の存在を認めてもらうためにブログを書いたりツイートしたりというのはありません。
ですが、それでも褒められたり、共感を頂いたりすることはとても嬉しいです。
自己顕示欲と承認欲求をこじらせる・持て余すのは怖い
このふたつの欲求。
上にも書いた通り、人間誰しもが持っている感情で、このふたつがあるからこそ、人間の文明が栄えていったと紺色は考えます。
豊かで、発展的で、クリエイティブ。
方向性を間違えなければ、生活をよりよくするためにとても必要な欲求、感情です。
しかし、このふたつをこじらせたり、持て余すと大変なことになります。
その一例をあげます。
- 「自分が!自分が!」となって周りが見えなくなり、周囲の人達に迷惑をかける
- インスタ映え、SNS映えを狙いすぎて迷惑行為(写真撮影のために許可なく線路内に立ち入る人がいますが、犯罪みたいです)
- Twitter等での炎上をわざと狙う
- Twitter等でありもしない出来事や情報を捏造してバズを狙う(災害デマツイートが代表的で、誤報が広まったりする)
- 「目立ちたかった」「(被害者が)自分を認めてくれなかった」という理由で事件を起こす
いずれも、皆様見聞きしたことがあると思います。
一番下が一番恐ろしいです。
星野源さんのファンとそのふたつの欲求
実例


以前からこのようなくせ強すぎる記事を書いていますが、このふたつに出てくるあまりよくない例の人達が、そのふたつの欲求を持て余し、こじらせているように感じます。
この辺りは問題なく、寧ろあった方が楽しいものです。
- 登場時、演奏が始まる前、終わった後の節度のある歓声や拍手
- ライブ盛り上がる曲での周りに迷惑をかけない楽しいダンス
この辺りは問題があり、ない方が良いと思われます。
- イントロ、間奏、アウトロ等で曲にそぐわないタイミングでの歓声(後述)
- 隣や前後の人にからだをぶつけてしまうほどの激しいダンス
- ライブ大声で一緒に歌っちゃう
- 星野源さん以外が登場する作品に星野源さんのグッズを持っていってそれをアピールしちゃう
- 他人に感想等を要求する(要求して、自分の方が上だと思い込むような場合)
これは星野源さんのファンに限らず、残念ながらどこにでも一定数います。
よくないそれらが浮き彫りになった「うたコン」(2018年9月14日放送)
2018年9月14日。
星野源さんはNHK総合「うたコン」という音楽番組に出演されました。
「うたコン」はNHKホールからの生放送で、ホール内には観覧客が入ります。
そのため、どの歌手、グループ、アーティストが歌っても必ず前後や盛り上がるポイントで歓声や拍手が入ります。
演歌や民謡からアイドルまで幅広い年代の人達が出演するため、星野源さんは
「小さな紅白みたいな番組」
と言っています。
見ていても、それを感じます。
紺色の住む地域は台風21号の影響で停電し、見ることができなかった上に、放送はしていた地域だったので再放送もありません。

スマホの充電はバッテリーを持っていたこともあって、十分。
知り合いの星野さんファンの感想を眺めながら、頭の中でステージの様子を想像していました。
いざ「アイデア」が始まると、本当に皆様楽しそうに実況していて、ほっこり、していたんですが、突然様子がおかしくなります。
「アイデア」の重要な部分。
大サビの弾き語りのところで、空気読まない
「源ちゃん!」
「げんちゃーん!」
が数回聞こえてきたそうです。
「はぁ!?ありえない!!」
と、見ていた人達の9割はつぶやいていましたし、紺色は見ていませんでしたが、「はぁ!?」でした。
そこは、「アイデア」の「アイデア」溢れる部分で、大多数の星野源さんのファンは「その余韻を曲の世界観として静かに噛みしめる」楽しみ方をしています。
それなのに、そんなところで空気読まない大声の「源ちゃん!」です。
あーりーえーなーいー!
どうして、ここで歓声を上げたのか。
名前を叫ぶことによってファンである自分がいることのアピールとしか思えないんです。
つまり、自己顕示欲(星野源さんに自分を見てほしい)と承認欲求(星野源さんに自分の存在を認めてほしい)がこじれてる状態だと言えると思います。
星野源さんは歌うときはイヤモニというものを使っていて、これを使っていると余程大きな歓声じゃない限り、外の音は聞こえてこないそうです。
そのため、
そもそもその「源ちゃーん!」が星野源さんには聞こえていない
可能性があります。
というか聞こえないでいてほしい!
紺色はもし、星野源さんがこれを許していたとしても許せる気がしません。
知り合いの多くも「録画を見ても、そこで気が削がれてしまう」「げんなりしちゃう。そんな自分が悲しい」と言っています。
星野源さんは特定のファンを贔屓していないように感じる
ライブでのコール&レスポンス
星野源さんは、ライブでコールがあっても、レスポンスをすることがほとんどありません。
紺色が見に行ったライブで、子どもが声を出しても問題ないタイミングで何度も声をかけていたんですが、その時も特別扱いはしませんでした。
物凄い笑顔でしたが。
ライブにおいてコール&レスポンスを期待して楽しむ人もいるので、こういう星野さんのレスポンスをほとんどしないスタンスを否定するファンも少なからずいますが、星野さんはこのスタンスを崩しません。
星野源さんとSNS
星野源さんは表向きSNSをやっていません。
病気療養中にTwitterアカウントを取得し、身分を隠してやっていて、今もごくごくたまにそのアカウントを動かしていること、Instagram(インスタ)を見ているらしいことはわかりますが、こちらも身分を隠しています。
インスタも恐らく閲覧するためだけにアカウントを持っているのではないかと推測できます。
そのため、星野源さんは度々、ネット等で感想を言わないような人も大切にしたい、というようなことをおっしゃっています。
星野源さんなりのファンへの寄り添い方
2018年は、近年まれに見る災害の年になってしまっています。
6月からこれを書いている9月までの3か月間。
ぱっと思いついただけで、こんなに災害が起きています。
そんな中、星野源さんはご自身のオフィシャル宣伝アカウントでツイートをしました。
【真夜中の皆様へ】
起きてますか。星野源です。
ラジオにも『アイデア』の感想をたくさんありがとう。
夜中に放送をしていると、全国の人々と繋がり、同じ時間を過ごしている感覚になります。このツイートも同じです。また感想を聞かせて下さいね。待っています。https://t.co/kcnhGNJNFn— 星野源 official (@gen_senden) September 8, 2018
紺色含め、このツイートを見た多くの人達は
「こんな真夜中に、おはよう真夜中、素敵なツイート、とても嬉しい。繋がってる感じがすごくする」
と感じていました。
でも、これをよくよく読み解くと、
全国の人々と繋がり、同じ時間を過ごしている感覚になります。
ここに、星野源さんのさり気ない優しさ、寄り添いが表現されているように感じます。
エゴ(自己顕示)を極力そぎ落とし、自然体で寄り添っています。
災害の被災地で苦しんでいる人達に染み込む優しさがあるけれど、これは被災地だけではなく、あらゆるところに住んでいる人達にも寄り添っているんですよね。
みんなで、時間を分かち合って、繋がっている。
被災地の人を励ましたい。
でも、それ以外にも人はたくさんいる。
だから「全国」という言葉を入れたんだと思います。
被災地で苦しんでいる人はまだまだ多くいますが、そこに手を差し伸べている人もたくさんいます。
「遠い場所も繋がっている」
星野源さんは、ファンを分け隔てたり、特別視したり、贔屓したりすることせず、平らな状態でいるように思います。
紺色はこの星野源さんのファンとの距離感がとても心地よくて大好きです。
【結論】星野源さんはファンに優しい
2017年10月29日に放送された「バナナマンのせっかくグルメ!」に星野源さんがゲスト出演されました。
https://rockinon.com/news/detail/168874
バナナマンの日村勇紀さんが高知県を尋ね、勧められたうなぎのお店に入りました。
すると、そのお店の社長がガッチガチの星野源さんのファン!
(「Live Tour Continues」に数公演行った猛者)
そのうなぎ店からスタジオにうなぎが届けられ、星野さん、バナナマンのおふたりとで食べていました。
後日談として、こんなお話が聞こえてきました。
器がお店に返却された時、一緒に星野源さんのサインが入っていた。
ひ、ひえ!凄い!
いくらファンだとはいえ番組ですから、そういうことをする義理があるわけではありません。
このエピソードを知ったファンが、その優しさにまた惚れるという現象が起きました。
自分がされた訳じゃないのに、ちゃんとしたファンをちゃんと大切にしているところを見て、自分がされたように錯覚して嬉しくなる。
紺色もそうなりました。
これも特別扱いではないと思います。
- ライブに来てくれてありがとう
- 曲を聴いてくれてありがとう
- 泣くほどのファンでいてくれてありがとう
- 美味しいうなぎをありがとう
これらの気持ちがサインという形で、社長さんの元に返ったんだと思います。
空気読まないところで目立とうとしなくてもいい。
気持ちを過剰にぶつけることをしなくてもいい。
自分の存在を星野源さんにアピールすることをしなくてもいい。
何もせず、普通に楽しんで応援しているだけで良いんですよね。
今日もきっと、星野源さんは私達ファンに平等です。